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社会 オタマジャクシ再び 石川県の七尾市と輪島市
石川県内で大量のオタマジャクシや小魚の死骸が落ちているのがみつかり、降ってきたのではと話題になる中、石川県七尾市と輪島市で新たにオタマジャクシ70匹ほどの死骸が見つかったことが12日にわかった。
 
11日午後1時過ぎ、七尾市矢田町の市職員 筑城まゆみさん(38)は自宅の駐車場の車の天井、ドアに2匹のオタマジャクシが付着しているのを発見。
午後3時ごろには、輪島市二ツ屋町、酒店経営 高田宣武さん(67)が橋の歩道で約70匹のオタマジャクシを発見。約30cm四方に、死んだオタマジャクシの山が、二つできていたという。
 
田んぼ近くでもない場所にオタマジャクシが落ちていることから、専門家の間では、竜巻、鳥、いたずらなど様々な説が出ている。
オタマジャクシの社会ネタ。話題となったキッカケは、2009年6月4日午後4時35分頃、石川県七尾市にある中島市民センターの駐車場に、体長2〜3cmのオタマジャクシが地面や車の上で死んでいたこと、その数、約100匹。
 
続いて、6日午前7時半頃、石川県白山市の民家でも同様に、約40匹のオタマジャクシが発見された。住人の話から、つぶれたものもあったが、周りは水にぬれていないという。
 
これまでのオタマジャクシが降ってきた一連の話の共通点は、発生場所は石川県、そして、オタマジャクシ、小魚など比較的小さな生き物が空から降ってきたという点。なぜ、降ってきたか、理由は不明だが、おそらく、その理由は同じだろう。
 
竜巻は、当時の気象状況から可能性は低い。いたずらについては、はじめに取り上げられた4日の話では、ボタボタとオタマジャクシが落ちてくる音を聞き、外を見渡したが誰もいなかったとは言われている、ただ、だからと言って、これを完全に否定する理由にはならない。
 
鳥ではないかという説が、オタマジャクシをエサとする鳥もおり、小魚が含まれていることからも、エサとして口にしていたものが、何らかの理由で吐き出し飛び去ったという可能性はある。
 
鳥であれば、オタマジャクシや小魚だけを選別することができるため、それだけが落ちてきてもおかしくはない。ただ、それが同時期に、あちらこちらで起こるというのは妙な話ではなる。 
今回は、小さなものだけにこれには当てはまらないとは思うのだが、世界中では、一種類の生き物やモノだけが降ってくる異常現象として、ファフロッキーズ現象というものがある。
超常現象研究で知られるチャールズ・ホイ・フォートが、空中にないはずのモノが降ってくる現象をファフロッキーズ現象と命名、同様の現象が世界各地で知られるようになった。
 
では、どんなものが降ってきたか。ここ30年をみると、1979年6月、ギリシアのコモティーニで大量にカエルが降り、交通が麻痺。1989年、オーストラリア クイーンズランド州ローズウッドで、小雨に混じり、1000匹ほどのイワシが降り注ぎ。1997年2月、サウスオーストラリア北部ウェルボーンヒルズ家畜牧場に、大量のイサキ科の小魚(5cm大)が降った。
 
さらに歴史をさかのぼれば、5分間にわたり血と肉が降ったというブラジル(1968年8月)、カエルが大量に2日間降り注いだフランスのシャロン=シュル=ソーヌ(1922年9月)、石の雨が数ヶ月にわたり降った米カリフォルニア州チコ(1922年3月)など様々。
 
昔の事例は、尾ひれがつくのはよくある話だが、10年、20年前となると単純に作り話とはいえないのが現状。もちろん、どの話でも、なぜ、降ってきたかについては不明。
 
これらと比較すると、オタマジャクシの話は、モノが小さいだけに、その異常さはそれほど際立ってはいない印象がある。何はともあれ、深刻な被害はないだけに、大きな問題にはなっていない。
 
世の中には、意外に奇妙な出来事が、あちらこちらで平然と起こっているのかもしれない。
 
 
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